ノンカットフィルム工法- 「貼る」クラック処理 -
TNC工法
特許登録済
技術名称:外壁ひび割れ補修工法(ノンカットフィルム工法)
NETIS登録:KT-240083-A
- 「貼る」クラック処理という新発想
- 外壁のクラック補修は「Uカット+シーリング充填」そんな固定概念はありませんか?しかし、Uカットシールは、手間がかかる、騒音・粉塵が出る・危険作業、後から仕上がりに影響が出るなど課題も多いのではないでしょうか?
そして何よりも問題なのは、建築用下地調整材や仕上塗材にアスベストが含まれていた時期が有り(1970年~2005年当りまで)
その塗膜層をUカットし粉塵として舞い上がらせる事です。
そんな時こそ、「貼る」クラック処理を使ってみませんか?一切粉塵を舞い上がらせる事なく・スピーディー、そしてもともとの仕上りの質感に馴染んで、非常に綺麗な外壁改修が可能です。又、抜群の防水機能を発揮します。今までになかった、クラック補修の概念を変える新発想。
F☆☆☆☆登録されておりますので内部で使用できますが適切な換気は行って下さい
施工要領
- 下地処理
- クラック部及び周辺を、高圧洗浄・又は溶剤拭き処理をする。
- 工程1.YGプライマーE塗布
- クラック部乾燥後、ウールローラーを用いYGプライマーEをクラック部を中心に巾300mm程度塗布する。(m当たり 0.02~0.03kg)
- 工程2.YGテープ貼付
- YGプライマーE指触乾燥後、クラック部がYGテープ内に納まる様に、離型紙を剥がしながら貼り付ける。
この時、手の平で軽く押さえておく。その後ヒーティングガンを用い熱風をYGテープに当てて柔軟にし、
直ちに専用ローラーで、前後左右に転がし既存の柄(テクスチャー)に馴染ませて貼り付ける。
- 工程3.YGコート塗布
- YGテープ貼付後、YGコートを砂骨ローラーを用い、YGテープの上を厚めに塗布し外側に行くに従って徐々に塗厚を少なくしてゆず肌模様を完成させる。(m当たり 0.1kg~0.15kg)
- ※注 熱源であるヒーティングガンを使用する為、万が一の発火に備えて消火用小型ボンベ等を用意して作業をして下さい。
- ※注 クラック巾が1mm以上の場合は、事前にYGプライマーEを塗布しYGコートをすり込んで乾燥させて置いて下さい。
この時YGコートは無希釈のまま御使用下さい。
テクスチャーの凸凹程度により、施工不可の場合があります御了承下さい。
- TNC工法注意事項
- TNC工法を施工する場合、既存塗膜がフッ素樹脂、 または光触媒仕上げの場合は、それぞれ適切なプライマー処理の上
YGプライマーEから始めることを厳守して下さい。
厳守しなかった場合は、層間剥離を起こす可能性があります。
TNC工法を動画でご覧いただけます
クラック処理TNC工法 施工手順
着工前、既存クラック
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ウールローラーにてYGプライマーEを塗布する
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YGプライマーE乾燥後離型紙を剥がしながらクラックがテープ内に納まる様貼って行く
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ヒーティングガンを用い、熱風をYGテープに当てて柔軟にし直ちに専用ローラーで、前後左右に転がし既存の柄(テクスチャー)に馴染ませて貼り付ける
YGテープの貼付方向が変わる場合YGテープを1度カットして重ね貼りする。
(この時、重ね合うテープ部分へのプライマーは塗布しなくても良い)
後は、④と同じ要領で貼り付ける
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YGテープ貼り終わり状況
YGテープの特徴
YGテープは初期接着力は弱めに設定してあります。その理由は、接着力が高すぎると凸部に強く接着し、ローラーで押さえ込んでも凹部にテープが引っ張られない為、うまく馴染ませることが出来ません。
したがって、YGテープに熱風を当てて柔軟にし、直ちに専用ローラーで前後左右に転がし、既存の柄(テクスチャー)に馴染ませて貼り付けることが出来るのです。
その後、YGテープ粘着層の粘着力が時間の経過と共に非常に強くなり2-3日後には十分な接着力が得られます。以上がYGテープの特徴となります。
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YGコートを砂骨ローラーでYGテープの上から塗布し始め、YGテープ上を厚めに塗布し外側に行くに従って徐々に塗厚を少なくして行く
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YGコートを砂骨ローラーで綺麗に塗布して完了
ここまでで、クラック処理TNC工法は完了です。(③~⑧までの工程は必ず当日施工として下さい。)
塗装仕上げの工程
微弾性フィラーを、YGテープ上のYGコートを除けて砂骨ローラーにて配り塗りをする
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配り塗りが終えたら、砂骨ローラーに新たな微弾性フィラーは付けずに、砂骨ローラーで上下または、左右に転がし微弾性フィラーを繋げて行く
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後は砂骨ローラーでゆず肌模様が綺麗になる様仕上げて行く。この様に塗る事により、YGテープ、YGコート処理部の厚みを目立たなくする事が出来る
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砂骨ローラーによるパターン付け完了
ウールローラーにてトップコート1回目を塗布する
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ウールローラーにてトップコート2回目を塗布して完了
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塗装仕上げ完成
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