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マンション大規模修繕工事

調査診断・報告書について

調査診断について

マンション修繕、ビル修繕における診断の目的・手順(マンションの場合)

マンションやビルの修繕に取り掛かる前に、必ず診断が必要になります。詳細な診断の結果、報告書を提出し、お見積りをお出し致します。
診断に基づいたお見積りですので、推定金額で工事をすることはございません。必要な修繕方法をご説明し、皆様に納得頂ける工事を致します。

調査・診断の手順(調査・診断につきましては場合によって内容・順番が変更になることもございます。)
1. 1次診断(事前調査)を行ないます。
保管図面の確認
保管書類の確認(官庁関係・メンテナンス関係)
今までの補修経歴の確認(過去に実施された工事を調査し修繕工事と重ならないようチェックします)
管理員さんやご担当者さんとの事前ヒヤリングを行ないます。(共用部において、今までに居住の皆様からどのような要望があったかお伺いします)
以上の確認事項により2次診断のための資料を作成します。
2. 2次診断(アンケート調査)を行ないます。
アンケートによる調査を行ないます。(全戸にアンケートを配布します。)
回収後アンケートの集計と分析を行い、マンションの特徴と個性を明らかにします。
マンションの場合直接ベランダにお邪魔、調査を行なう住戸を選出します。(ご都合を伺います)
以上の確認事項により3次診断のための資料を作成します。
3. 3次診断(現地調査)を行ないます。
選出した住戸にお邪魔し、ベランダの調査を行ないます。
屋上の調査を行ないます。(防水のチェック)
外階段の調査を行ないます。
その他全般に渡り、必要個所の調査を行ないます。
ライフラインの調査を行ないます。
調査・診断箇所について
  • 屋上防水関係の調査(三段階に渡り詳細に調査します)
  • シーリング防水関係の調査
  • 外壁関係の調査(塗装・タイル)
  • 設備関係の調査
  • 照明設備の調査

など、それぞれのマンション・ビルに応じ必要個所を調査いたします。具体的な調査方法・結果などは「報告書について」をご参照ください。

外壁タイルに不安を感じたら…
外壁タイルを隅々まで一枚単位でチェック。浮きタイルを見逃しません。

ビルやマンション外壁のタイルの浮きについて、調査・診断を行っています。テストハンマーを使用した打音調査と高性能赤外線カメラを使った温度差による調査を組合せ、1枚単位でチェックします。建物のすべてのタイルにおいてこの調査を行いますので、浮きタイルを見逃すことはありません。

サーモグラフィー(赤外線カメラ)による調査

タイルに浮きがある場合は、躯体やモルタルとの間に隙間ができます。この隙間の空気が太陽光により暖められる時、浮きのない部分と温度差を生じます。この温度差を高感度赤外線カメラで撮影し、浮きのあるタイルのみ特定します。


ビルの外壁を撮影


同位置から赤外線カメラで撮影


画像合成により浮きタイル部分のみを表示

ドローンによる外壁調査診断
テストハンマーによる調査

タイルの浮きの発生年数は気象条件や施工状態などにより異なり、早くは建築後4~5年のビルでも浮きが見られる場合があります。
特に直射日光にさらされる東、南向きの壁面は経年劣化が早く進行するので注意が必要です。
弊社では調査・診断におけるご相談に応じています。
少しでも不安を感じたらお気軽にご連絡下さい。

報告書について

マンション大規模修繕、ビル修繕における報告書の必要性

劣化状態がわからないまま、修繕工事をしますか?
マンションやビルの修繕に取り掛かる前に、必ず診断が必要になります。詳細な診断の結果、報告書を提出し、お見積りをお出し致します。マンションやビルの修繕には高額な費用がかかります。診断や報告書などにより適正な費用を提出いたします。推定費用で工事をすることはございません。推定費用から工事を開始すると、数百万の違いがでてくることもあります。報告書を作成し修繕方法を決め、ご説明し、皆様のご納得頂ける工事を致します。

報告書目次
1. 調査概要
2. 調査結果
塗装・タイル関係
防水関係
シーリング関係
給排水設備関係
電気設備関係
3. 参考資料
3-1.塗装・タイル関係
塗膜接着強度試験結果
中性化試験結果
劣化判定基準
注入仕様書
鉄筋露出爆裂補修仕様書
塗替塗装仕様書
タイル剥落防止仕様書
塗装・タイル関係参考写真
外壁・赤外線調査の原理及び概要
赤外線熱画像参考写真及び赤外線熱画像解析要領
3-2.防水関係
既存露出防水工法のチェックシート
防水仕様書
防水関係参考写真
3-3.シーリング関係
シーリングのチェックシート
既設シーリング材劣化診断試験報告書
打替シーリング材仕様書
シーリング関係参考写真
3-4.給排水設備関係
給排水設備関係参考写真
3-5.電気設備関係
電気設備関係参考写真
3-6アンケート
報告書内容説明

診断の結果を、下記のように判定基準項目に照らし合わせご報告いたします。
(こちらでご案内する報告書内容は、実際のマンション劣化報告書として提出した一部を抜粋してご紹介しております。全てのマンション・ビルに当てはまるものではございません。ご了承ください。)

劣化度判定基準項目
経年による劣化は確認されるが、著しい不具合は生じていない。
経年による劣化現象が顕著に現れている。
著しい劣化、不具合現象が見られ、至急対処が望まれる。
いつでもご相談ください

マンション大規模修繕、ビル大規模修繕についてご不明な点がございましたら、ヤグチ技工までお気軽にご連絡下さい。

開発・製造元 株式会社ヤグチ技工
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